【ブライアン・ウィルソン/ソロ】~これで私は救われた!極上の癒しポップス~
夫の音楽棚を購入した順番に紹介します!14枚目
本日の棚からひとつまみは「B」列から、「ブライアン・ウィルソン/ソロ」
音楽棚に初の新譜レコード登場!
「ブライアン・ウィルソン/Brian Wilson」
これは神様からの贈り物としかいいようがない。
その頃は私は毎日ビーチボーイズの2枚組カセットを何度もヘービーローテーションさせていた。 世の中では光GENJIが音楽界を席巻しており、折からのバンドブームで全国津々浦々のバンド少年たちはボウイに夢中だった。
「こんな時代にビーチボーイズなんて聞いている人間は日本で何人くらいいるんだろう?」
たまにそんなことを思いつつも、ハーモニーや曲やサウンドそのものの魅力には抗えずに、中毒のように聴きまくっていたのを今でも覚えている。
そんな中、大学の夏休みに入る前にロック評論家の渋谷陽一がDJをしていた深夜ラジオを聞いていて、その中の一言に度肝を抜いた。
「ビーチボーズのブライアン・ウィルソンのソロアルバムが近日発売する」
眠気が一気に吹き飛んだ!
翌日か翌々日にはタワーレコードに行って、このアルバムのレコードを手に入れていた。
早速家に帰って、針を購入しアンプを直したばかりのレコードプレイヤーで再生する。
ラジオでは触りだけしか聞けなかった「ラブ アンド マーシー」に言葉が出なかった。
「誰この人? これ本当にブライアン?」
ブライアン・ウイルソンという人はファルセットシンガーでビーチボーイズのコーラスでは主にキーが一番上の部分を担当していた。
繊細でナイーブさが持ち味だったその声は、見る影もなくしゃがれたおじさんの声に変っていた。
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『音庫知身』ー妻からひとことー
『ラブ アンド マーシー』『メルトアウェイ』。これは是非多くの人に聴いてみてもらいたい!本当に素晴らしいと思う!
ビーチボーイズのアルバム『ペットサウンズ』がとても好きだった私だったけど、夫から教えてもらったこのブライアンのソロアルバムを初めて聴いた時は胸から喉元、目頭が熱くなったのを覚えている。
英語詞を聴いただけで理解できるはずもなく、何を歌っているのかもわからなかったけど、メロディーとそのハーモニーを聴いただけで何かが伝わってきた。
歌詞を見てからはもう夫と同様で涙があふれてきてしまった。
そういえば、むかし『ラブ アンド マーシー』を自分なりにカバーしている夫の録音テープを聴いた時も背景を考えて涙が止まらなかった。
心を動かす音楽は人を救う!!
本日までの消費累計金額はこちら(*ノωノ)
現在の音楽棚購入累計金額 ¥34,000
※累計金額は、夫が購入した時点での金額であり現在は価格が違う場合があります。