【佐野元春~カフェ・ボヘミア】10代の鬱屈した気持ちを代弁していた音楽職人!
夫の音楽棚を購入した順番に紹介します!8枚目
本日の棚からひとつまみは「M」列から「佐野元春」
音楽棚ブログを始めてから思い出した!山下達郎以外に一時期夢中になったミュージシャン。今日は佐野元春のご紹介だ!
佐野元春~カフェ・ボヘミア~
カフェ・ボヘミアは、1986年12月に発売された佐野元春の5枚目のアルバム。
「ガラスのジェネレーション」「サムデイ」「彼女はデリケート」等など…。
10代の鬱屈した心情や傷つきやすい内面をシニカルに英語混じりの日本語に乗せて歌うロックンロール!
男女問わず同級生たちにはファンが多かったが、最初は今一つピンとこなかった。
しかし、ラジオから流れてきた音楽に一発でやられた。それが、
「Wild hearts~冒険者たち~」
だった。
スネアが効いた心地いいビートとキャッチーなメロディー。
数か月前にテレビで流れていた「YOUNG BLOODS」も気になっていたので、またゲームを我慢して即購入した。
聴いてみると、ロックンロールだけに留まらずソウルやR&B、レゲエなどにも影響受けたその音楽性の幅広さと10代の鬱屈した気持ちを代弁していた歌詞世界は、奥が深く一時期、山下達郎に代わって寝る前によく聴いていた。
当時仲が良かった友人も聴いていて、後追いで「ガラスのジェネレーション」「サムデイ」「彼女はデリケート」等を知り、友人とカラオケで熱唱した記憶もある。
まさにその時、彼は10代のカリスマだったのだ!
数年後、同級生の間では10代のカリスマは佐野元春から尾崎豊に移ってしまった。
尾崎豊がその音楽と言動でカリスマ性を高めていくのを横目に、同じレコード会社の佐野元春はコツコツと自分の音楽に打ち込んでいった。
私は職人気質のミュージシャンが好きだ。
60年代ロックならドアーズのジム・モリソンよりザ・フーのピート・タウンゼント。
パンクならセックスピストルズのシド・ヴィシャスよりもクラッシュのジョー・ストラマー…。
やっぱり音楽を堪能するなら、天才的なカリスマの歌より時間をかけてコツコツ作った丁寧な絨毯のような音楽がいい…私はそういう人間だ。
そんな音楽を求めて、まだまだ私の旅は続く。
購入履歴7枚目の記事はこちらです。
『音庫知身』ー妻からひとことー
夫が佐野元春を聴いていた時期があったのは意外だった。このブログを始めてみたおかげで妻の私が知らない夫の青春時代を一緒に体験するかのように懐かしい音楽に再会することも増えていきそうでとても楽しみだ。私はどちらかというとレベッカなどを聴いていた頃でロックバンドに傾倒していったと思う。
それにしても、まだCDは出ていなかった時代なんだなー(;^_^A
そしておなじみ消費累計金額を記していくのも楽しみのひとつ(*ノωノ)
現在の音楽棚購入累計金額 ¥21,000 (*^^*)
※累計金額は、夫が購入した時点での金額であり現在は価格が違う場合があります。