今日は音盤の紹介を一旦休憩です。続きはまた明日から再開です。
ここからは、単なる私の体験談や空想物語なのでお時間が許す方だけお付き合いいただければ幸いかと思います。
このブログでは私が購入していった音盤を時系列に紹介しています。時代は私が高校2年生だった1986年(昭和61年)からです。
私は山下達郎さんの音楽から本格的にリスニングライフが始まりました。80年代の彼の音楽スタイルは都会的な洗練された「シティーポップ」といわれ、夏や南国をイメージさせる曲も多かったので「リゾートミュージック」ともいわれていました。
彼のようなシティーポップ的な音楽は他にもあって、結構ヒットを飛ばしているアーティストもいました。その中にも結構好きなアーティストや曲もあり、レンタルレコードを借りてきてテープにダビングして聴いていたものもありましたが、レコードやカセットテープを買ったりはしませんでした。
理由はこれから何年先もずっと聴いているだろうなと思ったのが達郎さんだけだったからです。唯一の例外は大滝詠一さんです。
私は基本的に保守的な人間で、あまり冒険を好みません。
これは物心ついた時からの私の性分のようです。今でもよく母親に、
「あんたは、外食してもラーメンかカレーしか食べないもんね」
と半ば呆れた感じで言われていました。
ただ自分が「これだ!」って決めたら曲げない性格で(す?)した。
物心つく前から、気に入ったおもちゃなんかを目にするとそこから離れずテコでも動かなかったそうで、それが安かろうが高かろうが関係なく泣きながらずっとダダをこねて
手に負えなかったという話もよく母から聞いていました。
三つ子の魂百までといいますが、人間の性格の根底にあるものは中々変わらない、簡単には変えられないものだと私は考えております。
このブログに関してもその姿勢を貫いておりまして、基本的には、
「自分が気に入らなかったら紹介しない」
ことをモットーにしていきたいと思います。
ただし「これは失敗したな~」って思った音盤も多数あるので、そこは正直にお伝えしようと思います。
しばらくは当時の流行を無視した50年代、60年代、70年代のアメリカやイギリスの音楽が中心になりそうです。
後に、アメリカ以外のヨーロッパや第三国と言われる音楽にも触れていきます。共通して言えるのは、
「あまりなじみはない音楽だけど素晴らしいものである」
ということです。
また結構先になりそうですが、日本のアーティストも続々出てきます。
これからもお付き合いいただければ幸いです。
それでは、また(^^)/
ーおまけー
昭和から平成に元号が変わった頃、古い音楽ばかり聴いていた私は、こう密かに思っていました。
「今からの時代は真の意味で最新・流行の音楽はなくなるのではないか。だって音楽のスタイルは出尽くしたから。今後は今まで出てきたスタイルや遺産をどう面白く組み合わせていくかがカギになるのではないか…だから自分は今まで人類が蓄積した音楽の遺産を片っ端から聴いていきたい!」
私はその頃から10年以上、当時の流行りもの以外の様々な音楽を聴きました。
ネットの情報が飽和状態になっている今、30年前に自分が予想した未来もまんざら的外れではないような気がします。自画自賛ですが<(_ _)>