【懐かしいオールディーズのベスト盤】~ちょっとムーディー大人向けのアメリカンポップス~
夫の音楽棚を購入した順番に紹介します!10枚目
本日の棚からひとつまみは「ベスト盤・オムニバス」列から引き続き「オールディーズのアメリカンポップス」
音楽棚にまたまたオムニバスの登場!
~懐かしいオールディーズのベスト盤 Vol.2~
夢中になるとセーブが効かない?性格の私は、前回購入したアメリカン・ポップスを毎日のように聴いていたが、そのテープの続編が気になっていた。
そのテープのケースの裏側には「オンリーユー プラターズ」の文字があった。
「オンリーユーって、あのオンリーユーのことかな?」
中学の時に「大橋照子のラジオはアメリカン」というラジオ番組のCMで流れていて初めて聴いた時から私のお気に入りの曲だった。
そのオンリーユーを歌うプラターズというグループの曲をまとめて聴いたのもこのカセットだった。
「オンリーユー」の他にも「煙が目にしみる」「トワイライトタイム」「ユールネバーノウ」などが入っており、当時18歳の私にはムーディーに感じたし、どの曲を聴いても「大人だな~」って感じた。
他には「砂に書いたラブレター」「雨に歩けば」「エニータイム」等など…。
極めつけはレイ・チャールズの「愛さずにはいられない」だった。
この曲を聴きながら、大人の哀愁というか物悲しさというものをたっぷり感じてしまい、なぜか目に涙が浮かんできた。
このアルバムをよく聴いていた時期に父親が病院に入院していた。
母親は病院に泊りがけで家におらず、毎日、学校帰りに病院に面会に行き夜の7時過ぎくらいに家に帰宅する生活を送っていた。
そんな生活が一ヶ月半くらい続いた大学受験の日、父親は亡くなった。
この今日を聴くと当時のことが鮮明に蘇ってくる。
その10日後くらいに新聞に大学合格者として自分の名前を見つけた。
決して行きたい大学ではなかったが、
「これで好きな音楽をいっぱい聴ける」
という解放感が何よりも勝り、不安を抱えていた自分を満たしていった。
購入履歴9枚目の記事はこちらです。
『音庫知身』ー妻からひとことー
夫が大学入試の日に義父が亡くなったことは聞いていた。おそらくこのちょっと大人なアメリカンポップスが心に沁みたのだろうな~と想像できる。
シンプルだからなのか、昔の曲はなぜだか不思議と心にスーっとしみわたる感じがして体ごとその音楽の世界に入り込むことができる。一体になる感じがする。余韻が残る。
また夫婦で亡くなった義父を偲びながらなつかしい余韻に浸ってみようかと思う。
そして本日の消費累計金額は(*ノωノ)
現在の音楽棚購入累計金額 ¥24,000 (*^^*)
※累計金額は、夫が購入した時点での金額であり現在は価格が違う場合があります。