【初めてのビーチボーイズ】山下達郎さんも敬愛しまくるハーモニーが魅力のバンド!
夫の音楽棚を購入した順番に紹介します!7枚目
本日の棚からひとつまみは「B」列から「ザ・ビーチボーイズ」
音楽棚に登場した60年代の代表的ロックバンドかつ夫が一番好きなバンドをご紹介!
ビーチボーイズベスト~サーファーガール~
いよいよ山下達郎の音楽に最もといっていいくらい影響を与えたバンドの登場だ!
その名も「The BEACH BOYS」ミュージックテープのご紹介!
私自身も現在に至るまで最も敬愛する、そして最も大好きなバンドだ。
『Big Wave』で達郎のカバーを聴くまでは「ビーチボーイズ」という名前も聞いたことがなかったし、自分と同世代では「ビーチボーイズ」と言えばバンドより大ヒットドラマの方を指すものだろう。
しかし「Big Wave」を聴くたびに、
「オリジナルを早く聴きたい」
といつも思っていた。
音楽を熱心に聴くようになってからは放課後にゲームセンターに行く回数は圧倒的に減り、代わってレコード店に立ち寄ることが増えた。
しかし、近くのレコード店にはビーチボーイズのレコードもカセットもなかった。
ある日意を決して、街の中心部のレコード店に足を延ばし目を皿のようにして店内を物色していると、一つのカセットテープが目に入った。
『ビーチボーイズベスト~サーファーガール~』
そんなタイトルが付けられたカセットテープは、どこだか分からない白い砂浜と青い海と椰子の木が写った無個性なジャケット写真で、価格は2000円前後のベスト盤のような内容だった。
そのカセットには『Big Wave』で取り上げられていた曲は一曲もなく、聴いたことがない曲がズラリ。
「ところで、ビーチボーイズって何人組何だろう。」
素朴な疑問が頭をよぎったが、今はこのカセットでしかビーチボーイズの音楽を聴くチャンスはないし、これを逃すと次はいつ聴くことができるか分からないと思い、即購入して、ソッコー家に帰って聴き始めた。
そのカセットにはライナーノーツなどはなく、英語での曲名表記と英語の歌詞カードしかなく、メンバーの写真もなかったので何人組なのかは知る由もない。
一曲目は「Surfin'」って曲だった。鼻にかかったリードボーカルのなんともおもしろい曲が流れてきた。この曲がデビュー曲だと知るのに1年くらいかかった。
「ドゥーワップみたいだけど、ちょっとモダンな感じがする爽やかなのに聞き流せない独特なハーモニーだな~」
夢中になるのに時間はかからなかった。でも、一つ気になることがあった。
「こんなにハーモニーがうまいグループなのに、全体的に音が悪いな」
それもそのはず、これも後で判明したのだが、メジャーデビューする前に契約していた父親が知り合いの小さなレコードレーベルから出ていた音源だったからだ。ビーチボーイズファンならご存じ所謂「モーガン・テープス」と言われる代物(^^;
一番最初に買ったビーチボーイズの音楽がまさかの超マニアック音源だったという奇跡!
21世紀になってからは、その「モーガンテープス」のレア音源までCDで出てくるのだから、すごい時代になったと言わざるを得ない。
分かりやすく言うと、初めて食べたカレーがたまたまスープカレーだったという衝撃なに近いのか?(@_@)
でも、そんな知識など抜きに何も知らなくても十分素晴らしいバンド!
達郎の音楽同様、ハーモニーが素晴らしいし、他のどの音楽でも感じたことのないみずみずしさがそこにあった。
しかし、ビーチボーイズの代表曲や達郎のカバーのオリジナルを知るのはもう少し先のこと。
そんなレア音源からのビーチボーイズとの出会いが、今にしてみれば、オリジナルアルバムだけでなく「ビーチボーイズ」と名の入った音源はすべて手に入れ、聴きまくったことを考えると、そんなことを予感させる出会いのような気がしてならない。
Big Waveの記事はこちら☟
購入履歴6枚目の記事はこちらです。
『音庫知身』ー妻からひとことー
夫がはじめて聴いたビーチボーイズのアルバムがこの 「モーガン・テープス」と言われる代物だったとは初耳だった(>_<)
ミュージックテープは随分とテープがのびるくらい聴きこんでいたと聞いたことがあるが、この「モーガン・テープス」も是非とも聴いてみたかった…。
しかし「Surfin'」って曲の「テッテレー」が気に入ってしまって何度も聴きたくなってしまう!そして歌いたくなってしまう(笑)
ビーチボーイズの曲にはこういった「ドゥーワップコーラス」がバリエーション豊富だというから今後も楽しみだなー♪
そしておなじみ消費累計金額を記していくのも楽しみのひとつ(*ノωノ)
現在の音楽棚購入累計金額 ¥18,000 (*^^*)
※累計金額は、夫が購入した時点での金額であり現在は価格が違う場合があります。